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TOP > 3. 家計簿の記録・分析

我が家の家計は?

では、我が家の家計決算(2008年)の様子を少し紹介します。

 

給与・賞与収入 前年比 +1.2%
可処分所得 [総収入-(社会保険料+税金)] 前年比 -0.6%

2007年の仕事の評価は良かったので、収入はもう少し増えているつもりでいましたが、実際には消費者物価の伸びにも満たない+1.2%でした。
可処分所得とすると前年比マイナスとなっている点が想定外でした。が、この際、だいたい安定しているだけでも良しでしょう。

 

貯蓄率 [(可処分所得-消費支出)÷可処分所得] 37%

総務省の家計調査(平成19年)では、30代勤労者世帯の貯蓄率(黒字率)は32.5%というデータがあり、悪い数字ではないのでしょうが、年初に立てた目標(39%)にはやや届きませんでした。
この後、消費支出の細目を見ていきますが、確かに予定外に膨らんだ支出が思い当たります。

 

食費 前年比+46%
交際費 前年比 2.5倍
交通通信費 前年比 +5%

我が家の消費支出のなかでは金額が大きいこれらの3項目。
食費が異常に伸びていますが、物価上昇と言うわけではなく、完全にお酒の増加分でした。もともと夫婦そろってお酒大好きですし、完全にタバコをやめ、ついつい手持ち無沙汰で、晩酌量が増えているのは自分で判っていました。
が、こうしてまとめてみると金額にしてかなりの増加(月に2万円近く)で、改善の必要アリ!と言う事がわかります。
交際費も大幅に増えていますが、今回は大部分が夏の旅行によるものです。これは計画に基づく支出なので問題ありません。
交通通信費はガソリン高騰の中でかなり節約を意識していました。ゴルフなど遠出を減らし、できるだけ近所は徒歩で移動しました。結果として金額を良く抑えられたと思います。

 

水道光熱費 前年比 -4%
教養娯楽費 前年比 -56%
エクササイズ費 前年比 -41%

光熱費も扇風機やこたつの活用など節約を意識しました。効果はあまり表立っては見えないですが、光熱費の節約は難しいので、この程度でも満足です。
教養娯楽費はゲーム・DVD等の購入代金が大きく減っています(たまたま、一昨年が多かったように思います)。一方、書籍代は図書館を積極的に利用した割には、想像外に増えていました(教養面での支出なら、まぁ良しとしましょうか)。
エクササイズ費はゴルフの練習&プレー代が大部分です。貯蓄率を計画通り達成する為にと、真っ先に削減しました。
が、私の一番の趣味でありコミュニケーションツールでもありますので、今後はこれ以上減らさない方向で考えています。

と、言うわけで、全体としては年初の目標貯蓄率が達成できなかった点、反省が必要です。ただ、物価高騰により家計に厳しい年であった割には、概ね良くコントロールされていると言って良いのかもしれません。
問題点としては、お酒代の異常な増加!家計の決算を行わなければ、ここまで全体の計画に影響を与えている事に気付かなかったでしょうね。改善いたします。

家計分析

「損益計算書(P/L)」は株式投資などで企業の財務諸表をチェックしている人にはおなじみですね。
そこまできちっとしたものでは無いですが、考え方は同じ。これまで家計簿に記録してきた収入と支出ですが、これを分析しやすいよう、一定期間でまとめて以下の様な表にします。

 

作成例

  2008年実績
(2007/12/25~2008/12/24)
対前年比
  金額 対総収入比 増減
[収入合計]  
給与・賞与  
その他収入  
[支出合計]  
社会保険料  
税  金  
住 居 費  
保 険 費  
教 育 費  
食 費  
水道光熱費  
交通通信費  
車管理費  

 

と、いう様な感じです
(項目は「家計簿の記録方法」で記載したものと同じなので、以下省略)。

黄色の項目:「社会保険料+税金」は基本どうしようもありません。
[総収入-(社会保険料+税金)]により算出した「可処分所得」が、実質的な所得となります。

また、 [(可処分所得-消費支出)÷可処分所得]は「貯蓄率」となります。
総務省の家計調査のデータ(H19年)では、30代勤労者世帯の貯蓄率(黒字率)は32.5%との事。ご家庭の状況と比べてみるといかがでしょうか?

ピンク:「住居+保険+教育」は、固定的出費として重要・削減できないもの。
基本的に削減する訳にはいかないのですが、これらの項目は金額も大きく、最初にきちんと検討する事が非常に重要です(家や保険、習い事)。逆に見直しを行えば効果が大きく出る項目でもあります(別記事にて解説)。

緑色:「食費+水道光熱+交通通信+車管理」は生活の基本的費用で、削減が難しいもの。
こちらも基本的な支出なので、削減が難しく、また効果も出にくい項目です。手身近に出来る節約項目ではありますが、私が手をつけるなら一番最後でしょうか。

その他:積極的に節約できるもの。
上記にあげた以外の項目(交際費、教養・娯楽費など)が、最も節約しやすいものになります。節約作戦は、まずは家計簿によりここの無駄を明確にする事から。

家計簿はデータを集計して分析しなければ意味が無い。1年に1回、家計の決算を行いましょう。

家計簿の記録方法

さて、実際の家計簿の記録の方法です。

繰り返しになりますが、ここで家計簿をつける目的は、家計全体のおおまかなお金の流れを明らかにする事でした(収入・支出総額がいくらで、貯蓄率がどの程度か?どのような項目に支出しているのか?)。

ですので、「キャベツがどの店でいくらだったか?」と言う細かい情報は必要ありません。
「○○スーパーの買い物」=「食費」というように、大雑把(いいかげん)に分類して記録する事にします。どのみち、クレジットカードの明細には店名のみで詳細が出ないので、この方法の方が都合が良いですし、上記の目的の為にはこれでも充分機能します。

記録は月に数回で良いので集中してやってしまいましょう。
給与明細が出た時、クレジットカード明細が届いた時、財布にレシートが溜まった時などでしょうか。

長続きさせるコツは、できるだけ手間をかけずに、必要な事に絞ってやる事。

参考に、我が家の家計簿の細目は以下のようになっています。

 

支出の詳細

支出費目支出細目
社会保険料厚生年金、健康保険、雇用保険
税金所得税、住民税、固定資産税、その他税
住居費住宅ローン、マンション管理費
保険料 生命保険、火災保険、地震保険、自動車損害保険
教育費英会話
食費食材、惣菜、菓子、お酒
水道光熱費上下水道、電気、ガス
交通通信費電車、ガソリン、高速道路、駐車場、NTT、携帯、NHK、インターネット
車管理費法定点検、メンテナンス、洗車
住居備品家電、インテリア、PC、ガーデニング、熱帯魚
日用品キッチン、その他
教養・娯楽新聞、書籍、雑誌、DVD、CD、レンタル、ゲーム
交際費飲み会、外食、旅行
被服費購入、クリーニング
エクササイズゴルフ、その他
医療衛生費通院、医薬品、コンタクトレンズ、理容
贈答(受)相手A、相手B
雑費使途不明金ほか

 

収入の詳細

収入費目収入細目
給与・賞与基本給、手当て、賞与
利子・配当利子、配当
雑収入雑収入
贈答(受)相手A,相手B

費目の決め方は、自分が何を把握したいかという点が基本です。

市販の家計簿をそのまま使うのではなく、重視したい項目は新設します(私の場合エクササイズ関連の支出が多い為大分類にしました)。
また、個人的にはどうでも良い項目は雑費に統合してしまえばすっきりします!