住宅ローンの見直し
日本の家計はリスクを避ける傾向が強いと言われ、金融資産に占める現金・預金の割合が約5割と米国などに比べ高い事は良く知られています。
一方、最大の負債である、住宅ローンの内訳を見ると、2007年度の9月末時点で、変動金利型が36%、期間2-5年の短期固定金利型も含めると77%、逆に全期間固定金利は6%となっています(国土交通省:平成19年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書より)。
お金の運用ではリスクを抑え、お金の調達(借金)ではリスクを取る。これって、普通は逆なのではないでしょうか?
比較的低金利の今、住宅ローンを見直すとすれば、フラット35など「全期間固定金利型」へ。
これで一応、返済計画が最後まで明確になります。短期固定金利型に比べると、金利は高くなりますが、計画がきちんと立つ事で、諸々の人生設計が容易になりますし、精神的にもかなり楽です(うちは、SBI住宅ローンのフラット35にしました)。
もちろん、積極的に繰り上げ返済する事は忘れずに。
生命保険の見直し
経済的合理性から考えると、「生命保険はいらない。特に、医療保険は不要だ。(評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」より)」と言う結論になります。
それ程、日本の健康保険制度はかなりのリスクまでカバーしていますし、保険をかけるより貯蓄すれば、「無駄にならない保険」として機能します。
ここから先は、各家庭における考え方次第ですが。。。
我が家では保障額を下げましたが、死亡保険・医療保険ともに継続しています。
保険の見直しにあたっては、ライフプランからきちんと考える必要があります。FP(フィナンシャルプランナー)などプロに相談してみる事も勉強になりますよ(無料で面談してもらえます)。
保険の見直しの要点は2点。
「保険の目的の再確認(本当に必要なのか?)」
「必要な保障額の割り出し(生命保険・医療保険)」
死亡保障に関して必要保障額は、各家庭環境に応じて異なります。
日本生命さんのシュミレーションがかなり細かい項目まで入力でき、参考になると思います。
日本生命
「必要保障額シュミレーション」
一方、病気への備えに関しては、あくまで健康保険がメインです。そこで足りない分を民間の医療保険で補うという使い方をする為に、実際に健康保険からいくら支給され、どの程度医療費&生活費として支出する事になるのかを一度計算してみると良いでしょう。
こちらは私のブログ記事中で詳細に計算していますので、参照下さい。
投信で手堅くlay-up!
「保険の見直し(医療保険)その1」
「保険の見直し(医療保険)その2」
「保険の見直しと関係して -生命表-」
節約のポイントを見つける
「家計分析」の項目で記載したように、消費支出項目は大きく以下のように分けられます。
- 「住居費+保険費+教育費」:固定的出費として重要・削減できない
- 「食費+水道光熱+交通通信+車管理」:生活の基本的費用で、削減が難しい
- 「その他」:積極的に節約できるもの
節約を考える際に、最も簡単に効果を出せる点は「その他」にあたる項目です。
我が家の場合、ゲーム・DVD等の購入代金にあたる教養娯楽費(2008年は前年比 -56%)や、ゴルフ関係のエクササイズ費(前年比 -41%)が良い例です。
まずは、ここからバッサリと無駄使いを減らしていきましょう。
「食費+水道光熱+交通通信+車管理」は必ず必要なものですから大きく節約する事はなかなか難しいです。
食費は別途「食費をお得に」で記載しますので、そちらをご覧ください。
光熱費や通信費については、まず、使用量に応じた適切な契約コースを選ぶ事が大切です。最近、ガスはオール電化に対抗してか割引プランが設定されていますし、携帯なんかもプランの選択が効いてきますね。
さて、住宅費(住宅ローン)、保険については単純にはいきません。
次記事で書きたいと思います。
