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ネット証券の比較

ネット証券会社でのオンライントレードが最近の若い世代では標準となっていますし、初心者でも簡単に口座開設ができます。

ネット証券の場合、口座維持に手数料がかかる訳ではないので、とりあえず色々と口座を開いてみて使い勝手を試してみれば良いと思いますが、簡単に各証券の特徴を記載しておきます。私が実際に使用しており、おすすめするのは以下の3社です。

<SBI証券のメリット>

 

私のメイン証券会社です。

何と言ってもネット証券口座数(会員数)では圧倒的に第1位だという既成のスケールメリットがあり、業界再編にも生き残って行く可能性が高いのではないかと考えています(実際どうなるかは判りませんけどね)。

これがSBI証券の最大の強み(メリット)じゃないでしょうか。

もちろん、ネット証券最大手だけあって、内容も他社には劣らず充実しています。
株式取引手数料は業界最低水準ですし、取り扱いサービスとしても、貸株、海外ETFなど、不足無く整備されています。

特筆すべき点は、

  • 住信SBIネット銀行との連携(ハイブリッド預金金利が有利!)
  • 投信積立の設定(購入日の設定など)がweb上から自由
  • FX現引きによりドルを低コストで調達可能(米国株や米国ETFの購入へ)

などなど。

 

<楽天証券のメリット>

 

海外ETFの導入を始め、顧客が望む新しいサービスの導入に非常に積極的ですね。投信自動積立てが楽天カード経由の引き落としも可能となっています。

その顧客志向な態度は今後評価されていく(今後伸びる?)と考えています。

もちろん、提供されているサービス内容は充実していますし、満足がいくものなのですが、唯一残念なのは、ログイン後の画面構成が使いづらい点です(私だけかもしれませんが・・・)。

 

<マネックス証券のメリット>

 

ネット証券の中では、最も画面構成がわかり易い(使いやすい)といます。
また、ネットでのリアルタイムセミナーやオンデマンドビデオなど、ネットを活用した投資家教育に熱心な点も私は評価しています。少なくとも口座だけでも開設しておいて損はありません。

PCからの株式購入手数料が高めですが、これも携帯から注文すれば、最低手数料105円(約定金額の0.105%)からと、業界最安水準。

塩漬け株も金利が得られる貸株サービスは、マネックス証券が先駆けでしたし、外国株(海外ETF)も楽天証券と並んで業界TOP水準の品揃えとなっています。

ネット銀行の比較

<新生銀行のメリット>

 

新生銀行は、私のメインバンクとなっています。
何と言っても高金利!
例えば新生銀行(ゴールドステージの場合)では、現在、5年もの年1.5%と破格の預金金利が付いています(比較として、ゆうちょ銀行の定期では5年もの年0.38%、2009/2/23現在)。

この場合、ゴールドステージという一定条件を満たしている必要があるのですが・・・
「当行所定の投資商品の月間平均残高が30万円以上」という条件が最も簡単かと思います(あるいは、残高200万円以上)。
投資商品と言うと、投資信託などで元本割れのリスクが付き物ですが、MMFならまぁ・・・問題ないでしょう。

ゴールドステージでは、その他にも下記のような大きな優遇がありますので、活用すべきだと思います。

  • 他行宛振込み手数料、月5回まで無料(通常は月1回まで無料)
  • 外貨定期預金金利優遇
  • 外貨預金為替手数料優遇
  • ※ただし、外貨預金は預金保護の対象ではありませんし、手数料の点などから私はお勧めしません。

新生銀行の大きなメリットとしてもうひとつ。
ATM手数料(出金・入金)が0円です。
新生銀行のATMはもちろん、セブン銀行ATMが24時間365日、手数料無料。全都市銀行・信託銀行等の提携金融機関のATMや、ゆうちょ銀行のATMでも手数料キャッシュバックにより、実質無料と言う事で、生活口座としても非常に使いやすいですね。

 

<住信SBIネット銀行のメリット>

 

私の保有口座では、普通預金残高が一番多い口座になります(流動的な資金の置き場)。

SBIハイブリッド預金金利が有利で使いやすい!

「SBI ハイブリッド預金」は、SBI 証券での買付代金に充当することができる銀行預金(円普通預金)です。
つまり、証券口座のMRFの様な使い方ができる普通預金口座という訳で、金利もMRFに負けない年率0.350 %となっています(2009/2/23現在。参考に直近1週間の野村MRF金利が0.286%、ゆうちょ銀行普通預金金利が0.05%)

また、ATM利用手数料無料(セブン銀行)あるいは月5回目まで無料(ゆうちょ銀行、イーネット、ローソンATM)。
他行への振込手数料も、月3回まで無料

まだまだ、クレジットカードの引き落とし口座に設定できないものがあるなど制限がありますが、生活口座として十分な機能を持っています。SBI証券と併せて利用するのがBestかと。

 

<イーバンク銀行のメリット>

 

元々はネットオークションなどの決済性預金としてスタートしたイーバンク銀行ですが、個人の小口客向けにサービスの充実を基盤に口座数を伸ばしてきました。

が、その後、ATM手数料や他行振込み手数料無料回数などの面でサービスが改悪され、どうも迷走しているようにも思います(最近、楽天の子会社となりましたので、これからの相乗効果に期待しています)。

さて、イーバンク銀行のメリットとして大きいのが、ネット証券と連携です。多くのネット証券会社で、イーバンク銀行口座より証券口座への即時入金サービス(手数料無料)に対応しています。

また、給与振込口座に指定する事で、他行振込み手数料が月3回まで無料になりますので、あちらの口座からこちらへと、手元資金の有効活用が可能です。

キャッシュカードとして発行される、「イーバンクマネーカード」には、VISAデビット機能がついています。これで、クレジットカードを持っていない人も、インターネット通販などに利用可能。あるいは、セキュリティの面からクレジットカード番号を入力したくないようなサイト(海外通販など?)にも、少しは安心なのかもしれません。

他に、「ゴールドラッシュプログラム」と言う、他行からの振込み回数に応じて、20~30円/件がもらえるサービスがあります(毎月の登録制になりました)。ただしこのサービスの為か、住信SBIネット銀行の振込み手数料無料サービスの対象から、イーバンク銀行は外されています。節操の無い行為は自重しましょう。

逆にイーバンク銀行のデメリット。
ATM利用無料回数が少ない(イーバンクマネーカード(クラシック)で月2回まで無料)。なんで入金にまで手数料がかかるのか!?納得が行かないところです(3万円以上は無料と改定されましたが)。

ネット銀行のメリット

ネット銀行の利点は、何と言っても預金金利(普通・定期)が高い事です。
特に夏と冬に行われる事が多いボーナス金利キャンペーンは狙い目です。

例えば、今だと以下のような定期預金キャンペーンが行われています。

  • 新生銀行・・・春の円定期預金キャンペーン『5年1.5%など』(2009/4/30まで)
  • 住信SBIネット銀行・・・円定期預金特別金利キャンペーン『1年0.9%など』(2009/3/29まで)
  • イーバンク銀行・・・円定期預金「金利アップキャンペーン」(2009/3/31まで)
  • ソニー銀行・・・冬のボーナスキャンペーン(2009/3/1まで)

 

また、生活口座としても日常の利用に便利な点が多々あります。

コンビニATMとの連携

振り込み指示など送金(予約)が24時間いつでも可能

ネット証券との連携

MS Excel(エクセル)で運用管理

投資信託の運用状況を管理するには、「マイクロソフトMONEY」が便利だと言われています。ただし、このソフト10,000円程もします。。。

実は、ちょっとした手間さえかければ、エクセルなど表計算ソフトで、ある程度の事はできてしまうのですが、エクセルを普段使わない人にとっては、関数などを使うのは敷居が高いのかもしれませんね。

私はエクセルで以下のようなファイルを作って管理しています。ご参考に。

運用管理

 

エクセルの関数について
「関数」を使うことにより、平均値や標準偏差などを求める事ができます。以下の関数を直接セルに入力しても良いですし、メニューの挿入>関数を選ぶと一覧と説明が出ますので、ここから選んできても良いです。

  • AVERAGE(範囲)・・・指定範囲の数値の平均値を算出
  • SUM(範囲)・・・指定範囲の数値の合計値を算出
  • STDEV(範囲)・・・指定範囲の数値の標準偏差を算出
  • MAX(範囲)・・・指定範囲の数値の最大値を表示
  • MIN(範囲)・・・指定範囲の数値の最小値を表示
  • TODAY()・・・現在の日付を表示

基本計算について

  • 「現在評価額」=「基準価額」/10000*「保有口数」 (※基準価額が1万口当たりの場合)
  • 「損益」=「現在評価額」+「実現損益」-「投資金額」
  • 「騰落率」=「損益」/「投資金額」
  • 「構成比率」=「現在評価額」/SUM(全ファンドの現在評価額を選択)
  • 「月間騰落率」=「今月評価額」/(「前月評価額」+「今月追加投資額」)-1
  • 「平均騰落率(年率)」=AVERAGE(各月の月間騰落率)*12
  • 「騰落率標準偏差(年率)」=STDEV(各月の月間騰落率)*12

「Webクエリ」によるデータ取得
エクセルの「Webクエリ」という機能を利用することで、Web上の様々なデータを取り込み、リアルタイムに情報収集することができます。これによりいちいち各投資信託の運用会社のHPで基準価額をチェックしなくても良くなります。

1.メニューより「新しいWebクエリ」を選択する
データ>外部データの取り込み>新しいWebクエリを選びます。

図1

2.「新しいWebクエリ」画面でURLを指定する
欲しい基準価額データの掲載されているURLを入力します。例としてDIAMアセットマネジメント社の基準価額のページを選んでみました。
通常は表のみにチェックを入れればOKです。私はExcel2000を使用していますが、新しいバージョンのExcel(2002以上?)では、下図のように実際にweb画面が表示され、取り込みたい表を簡単に指定する事ができるなど便利になっています(黄色い矢印をクリックして選択)。

URLの指定 Excel2000

Excel2007

3.Excelシートに表が取り込まれる
これでデータがExcel上に取り込まれました。
ここでは表全体が貼り付けられてしまうため、運用状況などをまとめているシートとは別のシートに取り込み、運用状況のシートからお目当てのセルを参照するのが良いでしょう。
取り込んだデータにはWebクエリの情報が保持されていますので、毎回このようなURLの指定を行わなくても、次からは簡単に最新情報に更新する事が可能です。
「外部データツールバー」の「外部データ範囲プロパティ」からは更新頻度なども指定する事ができます。ファイルを開いたときにデータを自動更新するようチェックをいれておけば、自分で更新しなくてもファイルを開く度に最新の状況になります。

3

外部データ範囲のプロパティ

という感じです。最初の設定が少し面倒なのですが、保有ファンドが増える前に、一度この仕組みを作ってしまえば、その後の管理は楽になりますよ!

インデックス投資のすすめ

老後に備え用意する蓄えの目標額が決まりました。ここからゴールまでは何十年という長い道のりです。

ある程度まとまった資金が用意できたら、インフレに負けない為にも手堅い運用を考えましょう。
このような長期の資産形成という目的には、低コストな「インデックス投資」による分散投資が向いていると私は考え実践しています。

インデックス運用とは、市場の動きを表す特定の指数(日経平均、TOPIX、ダウ指数など)と連動した値動きを目指す運用手法です。

詳細はここでは語りきれません。インデックス投資の雄「バンガード社」の解説を是非参照下さい。

老後に備えた資産運用の目標

この家計管理による最終的な目的は、「豊かで安定した生活の為の資産形成」でした。では具体的に、老後に備えてどの程度の蓄えが必要なのでしょうか。

これって、各自の生活スタイルにも拠るでしょうし、もちろん多く蓄えがあった方が良いわけで、なかなか難しい問題です。

総務省統計局による「平成19年家計調査年報」によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上,妻60歳以上の夫婦1組のみの世帯のうち世帯主が無職の世帯)の月々の支出額は約23万円。単純に85歳まで生きるとした場合、「23万円×12ヵ月×(85歳-65歳)=5,520万円」がかかる事という事になります。

ゆとりのある生活をという事で月10万プラスに必要とすると、さらに2,400万円上乗せされます。やはり本当は、1億円前後あれば良いでしょうと言うことですか。

一方、収入の方は公的年金は社会保険庁のHPで受取額を試算できます。勤め先の退職金もおおよその金額を試算できるでしょう。怖いのはこれらがどこまであてにして良いのか自身が無い点。全くゼロにはならないでしょうが・・・

厳密にどれくらいの額が必要かは、いつ死ぬか判らない以上予測できない事です。
最低5,000万円を目標に、できれば1億(退職金なども含めて)用意したいものです。