家計簿アプリ「マネーフォワードME」プレミアムサービスのここがダメ!!

当ブログの運営ではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

我が家では、従来の家計簿ソフトからマネーフォワードMEのプレミアムサービス(有料版)へ切り替えたことで、家計管理にかける作業時間が相当短縮され効率化されました。レシートを片手に家計簿に手入力、クレジットカード明細は月に1回取り込むという旧来のやり方は、やっぱり時間を取られるし作業効率が悪い。

私は普段からキャッシュレス派で現金をほとんど使わない為、電子マネーも含めて資産全体の明細をリアルタイムで収集してくれるマネーフォワードMEは非常に便利です。これまで家計簿を付けていない人は、このアプリを入れれば間違いないでしょう。

無料版でもかなりの事が出来るので良いのですが、やはり中途半端感が拭えません。マネーフォワード一本で完全に管理するのであれば、月500円のプレミアムサービスへの支出も悪くないという結論に至りました(注:Apple ID経由の支払いであれば月480円、又は年5,300円の割引きプランが選べ、Android版アプリを利用している方も年額プラン年5,500円が選択できます)。

一方で、独身時代から家計簿を付けてきた者としては、家計簿の機能にこだわりのポイントがあったりします(ゆう子の家計簿というWindows95時代からの有料ソフトを10年以上愛用していました)。マネーフォワードMEのプレミアムサービス(有料版)を使用する中で不満な点もかなり出てきました。

以下に私の不満点をまとめて対策を考えます。マネーフォワードME プレミアムサービス(有料版)を使うかどうか検討されている方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

マネーフォワードME プレミアムサービスと無料版の違い

金融機関を11件以上登録可能

マネーフォワード無料版では金融機関登録は10件までと制限されます。

無料版でも十分便利に使用する事が可能ですが、色々と登録していくと10件では当然足りません。

手作業で集計しても良いのですが、家計管理のためには資産全体を把握する事が重要ですし、中途半端な利用では作業効率が上がらないので、私はプレミアムサービスを選びました。

家計簿データのExcel、CSV形式入出力に対応

実は一番重要なポイントと感じている点として、プレミアムサービスは家計簿データのExcel及びCSV形式入出力に対応しています。

家計簿というのは資産の状態を正確に把握するという目的がありますが、もう1つは集計した結果を解析して家計の改善に繋げるという目的があります。

Excel(CSV)形式でダウンロードして自由にいじることができるのは、私にとって非常にポイントが高いです。

1年以上前のデータを閲覧可能

無料版ではデータの閲覧は 過去1年分に限られます が、プレミアムサービスでは制限がありません。

クレジットカードや金融機関の明細を閲覧できる期間も1年程度に限られている事が多く、この機能も重要なポイントだと思います。

去年の電気代はいくら払ったかな?とか、この家電いくらで買ったんだっけ?とか、家計簿を付けていて1年以上前の情報を見に行く事は普通にありますよね?

年間の集計機能が無いのがダメ!

さて、マネーフォワードMEは月次のマンスリーレポートの機能があり前月比や前年同月比の収支集計が出ますが、なぜかPC版では年間の収支の集計をやってくれないんですよね。一応、iPhoneアプリでは年次集計の表示ができますが、1年が1月25日始まりで固定されているのは不満(年末に締めの集計をしたいので、12月25日から翌年の始まりにしたい)。

対策としてプレミアムサービスでは家計簿データのダウンロード(Excel、CSV形式)が出来るので、自分で集計をすれば良いのですが、これまたPC版はデータのダウンロードは月単位でしか出来ないので、何回もダウンロードを繰り返してファイルを結合する作業が必要で非常に面倒です(使う人目線で作られていない)。iPhoneアプリからは年間のデータを一括でダウンロード可能なので、転送すれば一応やりたいことは出来る。

ちゃんとした年間集計機能を付けて欲しいところですが、それよりも真っ先に、PC版でも一括ダウンロード機能を付けて下さい!!!

もう一つの有名な家計簿アプリ「Zaim」 では期間を指定してダウンロードが可能なので、すぐに対応して欲しい。

なぜ年間集計が大事なのか

私の家計簿の考えは「ザックリで良いので大きなお金の流れを捉える」事を重視しています。

家計管理は”毎月の積み重ね”ではありますが、毎月の余剰金の積み上げから年間の貯蓄額を作っていくやり方は正直しんどい(お金の貯まらないパターン)と思っています。

月ごとに旅行やイベントなど特別な支出もあり、細かな節約を頑張っても結局1年間で見てみると貯まっていないというパターンも。

我が家で実践しているのは、年間でいくら貯めることが出来る(出来た)のかを把握し、そこから次年度の貯蓄(支出)計画をたて、先取りのつみたて貯蓄(投資)を行う方法です。

とにかく年間で帳尻が合えば良いのよ。

参考までに2021年の我が家の家計決算は下記にて報告しています。

その他のマネーフォワードMEの不満点

その他に大きな不満点として、費目の「大項目」が編集できない点。

家計簿は記録してお終いではなく、データを元に分析して家計を改善しなければ意味がありません(マネーフォワードMEのように完全自動だと記録だけしておしまいになりがち)。

そのため、費目を自分の家庭に合わせてカスタマイズする事って非常に重要だと思います。例えば我が家ではゴルフに関する費用を大項目に特出しし、普段から支出額を意識してコントロールしています。

大項目の編集はこれまた「Zaim」 では可能ですので、マネーフォワードMEでも出来るようにして下さい。

マネーフォワードMEの無料版で対応できなくても、せめてプレミアムサービスでは対応してほしいなぁ。愛用者の一人として、上記の早期改善対応を希望します。

マネーフォワードMEのここが凄い!

そんな訳で、Zaimでは上記のマネーフォワードの不満点が解消するらしいと、一時期Zaimへの浮気も考えたのですが、実際にZaimを試用してみた感想は、やはり総合的な使い勝手はマネーフォワードの方が圧勝です。

マネーフォワードの凄いところは、対応金融機関が非常に多く、私の保有する全ての金融機関及びクレジットカード、電子マネー、確定拠出年金にまで対応しています(唯一WAONだけは自動明細取得に未対応)。

また、金融機関側の仕様変更への対応も早いです。

私の使用環境ではZaimでは自動取得できない金融機関がいくつかあった事と、接続は出来ても口座のデータが完全ではない(例えば普通預金残高は収集できるが、投資信託残高は取得できない等)があり、今のところマネーフォワードの代わりになりそうにありません。

気になる点はセキュリティ?

マネーフォワードでは決済に必要なパスワードの登録は行いませんし、データは暗号化されているということで、万が一の事があっても不正に引き出される事は無いと思いますが、資産内容が漏れると気持ちが悪いというのはあります。

一応、通常と異なるPC環境からのログインは二段階認証が必要ですし、ログイン時にはメール通知が来るように設定しています。

また、iPhoneアプリはパスコード&顔認証(指紋認証)を設定できますよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ブログランキング参加中。
1日1回、応援頂けると大変嬉しいです。
にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄(50代)へ
にほんブログ村
家計簿・家計管理
スポンサーリンク
この記事がお役にたちましたら是非シェアしてもらえると嬉しいです。
じゅん@

アラフィフ、既婚、会社員。メインはインデックス投資がテーマのブログを書いている投信ブロガーですが、当ブログでは人生を楽しみながら資産形成するライフスタイルをテーマに書いています。「貯める」「使う」「投資する」のバランスが大事。質問やコメント、同様なテーマのブログとの相互リンクなど大歓迎ですので、お気軽に連絡下さい。

Twitter・RSSを購読する

この記事の感想を下のコメント欄でお寄せください