2021年7月1日よりビューカードのVIEWプラスが改定され、ポイント付与ルールが変更されました。ビューカードユーザーは要チェックの内容となっています。
プレスリリースビューカードのご利用で JRE POINT がおトクに貯まる「VIEW プラス」を改定します(PDF)
また、現在ビューカードを持っていないJR東日本ユーザーの方も、お得にポイントを貯められるようになるビューカードは、年会費実質無料のカードもあるのでこの機会に是非。
主な改定点「えきねっと」や「モバイルSuica」の付与率を向上
以前は一律に1.5%相当 (利用額1,000 円(税込)につき15 ポイント) の付与率でしたがサービスにより異なる付与率が適用されます。
「えきねっと」でJR券予約や「モバイルSuica」でモバイルグリーン券購入時は3~8%還元【還元率UP】
「えきねっと」も2021年6月27日にリニューアルされました。UIの変更のほか従来は切符の受け取りに申し込んだクレジットカードが必要だったところ「受取用QRコード」でも受取可能となり、同乗者も別の駅で別々に発行できるようになりました!
プレスリリースえきねっと20周年!ついに大きく進化します。
例えば新幹線e チケットサービス(チケットレス)を利用すると、えきねっと利用2.0%+VIEWカード3.0%の計5.0%が還元されます。ゴールドカードだと2.0%+8.0%で計10.0%にも!
「モバイルSuica」でモバイルSuica定期券購入は3~4%還元【還元率UP】
次に大きいのは、モバイルSuica定期券の購入です。一般カードで3.0%、ゴールドカードで4.0%還元されるため、6ヶ月10万円の定期をモバイルSuicaで購入すると一般カードでも3,000円相当のポイント付与となります。
モバイルSuica定期券は、一部でもJR東日本線を利用していれば発行できるので、使わない手は無いでしょう。
モバイルSuicaへチャージ、Suicaオートチャージは1.5%還元【還元率維持】
モバイルSuicaへのチャージや、カード式Suicaへのオートチャージは1.5%還元が維持されます。
Suicaは利用できる施設が非常に多く1.5%還元が維持されたことは非常にありがたいです。クレジットカードで支払うよりも、VIEWカードでモバイルSuicaにチャージして支払った方がお得な場合も。
ただ、SuicaへのオートチャージはVIEWカードの特権となっていますが、今はモバイルSuicaへのチャージに他のクレジットカードも使用できるため、6gram等を経由してチャージした方がお得な場合も。
カード式Suicaへのチャージや、駅でのビューカード利用は0.5%還元に【還元率DOWN】
一方で、カード式Suicaへオートチャージ以外の通常チャージは、還元率1.5%から0.5%に還元率が大きく下がりました。
また、駅でのビューカード利用も0.5%還元となるということで、えきねっとで予約だけして、窓口でカード払いという使い方をしていた人は要注意です。
ビューカードはJR東海エクスプレス予約でもお得
もう1点、ビューカードの大きな利点として、ビューカードはJR東海の「エクスプレス予約サービス」に登録ができるのですが(EX予約は頻繁に東海道新幹線に乗る場合、年会費(1,100円)を払っても非常にお得なサービスです)、JR東海エクスプレスカードに加えてビューカードでの登録も「グリーンプログラム」の対象となります。
ポイントを貯めて普通指定席の値段でグリーン車に乗れるのは非常にありがたいです。
※グリーンプログラムは適用されませんが、エクスプレス予約サービスに登録可能なクレジットカード会社は、JCBカード、三井住友カード、三菱UFJニコス、トヨタファイナンス、アメックスInc.、イオンファイナンス、SMBCファイナンス、三井住友トラストとなっています。
お勧めはやっぱり「ビックカメラSuicaカード」
- ブランド:JCB
- 年会費:524円(税込)(年1回利用で無料)
- 追加カード・機能:Suica
- 海外・国内旅行傷害保険:最高1,000万円
- 主なサービス:モバイルSuicaチャージでポイント付与(1.5%相当)、ビックカメラ・コジマポイント優待
- ポイント還元1%相当(ビッグポイント0.5%+JRE POINT0.5%※1000円に付き5ポイント)
実は年会費無料のビューカードは無いのですが、ビックカメラSuicaカードは年1回の利用で年会費無料となるため、Suicaチャージ専用として最強のビューカードとなっています。
ビックカメラでの買い物も現金払いと同等の10%ポイント還元!!(さらに当カードでチャージしたモバイルSuicaで払うと10%+1.5%の11.5%還元)。
ちなみにViewカードでは以下の決済はJRE POINTの付与対象外となります。
・年会費
・カード再発行手数料
・キャッシングご利用分
・リボ払い、分割払い、ボーナス併用払い手数料
・楽天Edyへのチャージご利用分
・SMART ICOCAへのチャージご利用分
・SAPICAへのチャージご利用分
・ANA JCBプリペイドカードへのチャージご利用分
・JCBプレモカードへのチャージご利用分
・ANA Payへのチャージご利用分
・ファミペイへのチャージご利用分
(2021年10月29日ご利用分より対象外となります)
・ショッピングマイル積算対象となるご利用分
・ビックポイント付与対象となるご利用分
公式FAQビューカードで決済してもJRE POINTが付与されない場合はありますか?
Suicaは全国で利用可能
ちなみに、Suicaをはじめとする交通系ICカードは全国で相互利用が可能となっているため、ほぼ日本全国で乗車券として支払いに使用可能だし、電子マネーとしても相互利用が可能となっています(上記のICマークがシンボルマークとなっている)。
唯一、関西のPiTaPaだけがポストペイということで、特殊な位置づけになっていますが、JR東日本エリア以外の方がポイント目当てでモバイルSuicaを使うのもアリなんではないでしょうか(オートチャージされない、定期が載せられないなど不便さはあります)。
ButuCC (原作であるja:File:ICCard Connection.pngの作成者はRailRider), CC BY 3.0, via Wikimedia Commons
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