今や大変高価な生活必需品となっているスマホ、iPhoneの液晶割れの修理は4万円以上かかります。
そんな中で三井住友カードが「選べる無料保険」を9月1日から強化し、スマホ安心プランが加わりました!!
保証内容の詳細を確認し、他社のスマホ保険との比較を行います。
三井住友カード 選べる無料保険とは
三井住友カードではクレジットカードに付帯する保険の内容をユーザーが選ぶことができます。
国内・海外旅行保険が付いていても、旅行に行かない人には関係ないですし、他のクレジットカードと重複していると無駄になりますからね。
- ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
- 弁護士安心プラン(弁護士保険)
- スマホ安心プラン(動産総合保険)
- 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
- 旅行安心プラン(海外・国内旅行傷害保険)
ちなみに、三井住友カードの種類ごとに保証内容を選ぶことができます(同一種類のカードでVISA・MASTERの両方を発行している場合は同じ保険が適用されます)。忘れずに設定をしましょう。
三井住友カード スマホ安心プランの保証内容
- 被保険者:本人のみ
- 画面割れ含む物損(水濡れ、汚損等)により修理した場合:プラチナ10万円、プラチナプリファード5万円(免責1万円)、ゴールド5万円(免責1万円)、ゴールド(NL)3万円(免責1万円)、一般3万円(免責1万円)
- 自然故障(電気的・機械的事故)により修理した場合:プラチナ10万円、プラチナプリファード5万円(免責1万円)、ゴールド5万円(免責1万円)
- 盗難等により有償交換または再購入した場合:プラチナ5万円
- 対象となるスマートフォン:保険責任期間の開始日時点において購入から2年以内または保険責任期間中に新たに購入したスマートフォン(中古品については、法人が運営している販売店で購入し、購入時点において当該店舗による3か月以上の製品保証(動作保証)が確認できる書類が必要)
今、iPhoneの液晶画面割れをapple公式で修理すると42,800 円かかります。
ゴールドNLや一般カードでは、画面割れ修理費用の全額保証とはいかないものの、あると助かる感じ。
ただし、画面割れ以外の故障はゴールド以上(NLは✕)のカードで無ければ対象にならない点と、被保険者が本人のみ(家族会員(家族カードを発行している人)は対象)なのは注意が必要。
個人的には、補償内容が限定的すぎると感じています。液晶以外が壊れることもあるし、どうせならカメラとかノートPCとか携行品全般も補償してほしい(三井住友カードの持ち物安心プラン(携行品損害保険)はスマホやノートPCは対象外)
スマホの補償は後述のセゾンカードの「お買物安心プラン[Y]」の方が良いかな。
他社のスマホ保険との比較
セゾンカード お買物安心プラン[Y]
今私が加入しているスマホ保険(携行品損害補償)がセゾンカードのお買い物安心プラン[Y]です。
- 月額:300円
- 動産総合:セゾンカードで購入した品について購入から180日間の盗難・破損など偶然な事故による損害を100万円まで補償(免責1000円)
- 携行品補償:日本国内において外出中に携行している携行品の、破損や盗難などの偶然な事故による損害を10万円まで補償(免責1000円)※セゾンカードによる購入不要、本人が持ち出し携行している場合に限る
月額300円(年3,600円)かかり、色々と条件はあるものの、スマホもノートPCも対象になる点で、使える携行品補償だと思います。自然故障は補償されない点は注意。
プラチナデビットカード モバイル端末保険
住信SBIネット銀行が発行するプラチナデビットカードに付帯する「モバイル端末保険」も、以前に1回保険金請求を行ったことがありますが、スムーズに全額支払いされ助かりました。
- カード年会費:11,000円
- 偶然な事故により、対象となる通信端末機器に、破損、損壊、水濡れ、水没、故障、盗難が発生した場合、修理可能な場合は最大100,000円/年1回)が、修理不能な場合は最大25,000円/年1回)が補償
- 補償対象:同居家族が保有する機器も含めて、スマートフォン、タブレット端末、デスクトップPC、ノートPC、スマートウォッチ、モバイルゲーム機、モバイル音楽プレイヤー
ネックとなるのはカード年会費です。アップルケアに加入するよりは全然安いし良いと思いますが、プラチナデカードのサービス全般を活かせるかどうか。
JCBスマートフォン保険
JCBカードオリジナルシリーズには、スマホの液晶割れを保証するJCBスマートフォン保険が付帯しています。
- 一般カード会員は年間最大3万円、ゴールドカード・プラチナカード会員は年間最大5万円まで補償(免責1万円)
- 本人所有のスマホのみ(家族カードは対象外)
- 適用条件:購入後24ヵ月以内のスマートフォン、通信料支払いにJCBカードを指定、対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う
内容的には三井住友カードと似ていますね(JCBの方が通信料支払いが必要など若干面倒な話もあり)。
アメックス スマートフォン・プロテクション
アメックス・カードにはスマートフォン・プロテクションが付帯しています。
- 補償範囲:破損(スクリーン画面割れ損害を含む)、火災、水濡れ、盗難
- 補償額:3万円(グリーン)、5万円(ゴールド)(免責5000円)
- 適用条件:購入後36ヶ月以内のスマートフォンであること。スマートフォン通信料を直近3ヶ月以上連続で決済している基本カード会員または家族カード会員のスマホが対象。
2023年6月1日以降、これまで購入後24ヶ月以内であった条件が緩和されました。また免責が安くなったのも大きいです。
この記事の感想を下のコメント欄でお寄せください