海外でクレジットカードで支払いをすると、カード会社の事務手数料1.63%(VISA, Master等)に加えて為替レートにも手数料が上乗せされてしまいます。
その点、為替取引や米国株の配当なので低コストで仕入れた米ドルをそのまま使用できる、米ドル決済可能なクレジットカード等は海外旅行や個人輸入の強い味方です。
米ドル決済が出来る!住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカードが登場
住信SBIネット銀行が2016年1月27日より開始したVisaデビット付キャッシュカードは、なんと「円」に加えて「米ドル」による決済が出来るではないですか! 参...
私もドル決済が出来るカードとして、SBIカードと住信SBI Visaデビットカードを保有していますが、この度住信SBI Visaデビットカードの手数料改悪のお知らせがありました。
2017年3月15日(水)より、Visaデビットサービスの海外事務手数料を一部改定しました。
■米ドルによるショッピング利用の際に、米ドル決済を指定
改定前:無料 改定後:2.50%(非課税)
■米ドルによる海外ATM利用の際に、米ドル決済を指定
改定前:1.50%(非課税) 改定後:2.50%(非課税)
えーっと・・・
事務手数料が軒並み2.50%という事は、通常のVisaやMasterカードで支払った方が手数料は安くなります。
クレジットカードを持てない人や米ドルを大量に保有している人以外、一般には住信SBI Visaデビットカードをわざわざ使う理由が無くなってしまいました。
逆にSBIカードの方は引き続き事務手数料無料なので、年会費900円(初年度無料、年間10万円以上利用で無料)を払ってもお得に思います(SBIカード保有者はSBIポイントの現金交換レートが1.2倍になる)。
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