今週、妻のiPhone7が「TouchIDがアクティベーションできない」というエラーを表示し、指紋認証はもちろん、ホームボタンが使えなくなってしまいました。
当然、再起動してもダメ。ネットの情報によると修理が必要になる重症のようです。
まずはホームボタンが使えるよう応急処置を行いました。
妻のiPhone7はドコモ端末ですが、本体を中古で購入し、格安SIM(LINEモバイル)を使っているので、こういう時の対応が少し面倒になります(ドコモなどキャリアで契約している場合は、そちらへ修理申し込みを)。
今回、Apple正規プロバイダでの修理について記録しておきます。
ホームボタン故障時の応急処置
iPhone Xから物理的なホームボタンが廃止されましたが、iPhone8までの機種ではホームボタンが使えないと何も出来なくなってしまいます。
まずは応急処置として、ホーム画面上に簡易のホームボタンを表示させました。
指紋認証はできませんが、これがホームボタンの代わりになり、週末に修理に行くまでの間、とりあえずiPhoneを使うことが出来ます。
設定方法は、設定>一般>アクセシビリティと選択して・・・
アクセシビリティ>AssistiveTouchをONに
iPhoneの修理はかなり高額
iPhoneの製品保証期間は1年。AppleCare+に加入していれば保証期間が2年となります。
保証外の修理は、Appleの正規店でiPhone7の場合で、画面の修理が16,800 円、その他の損傷は36,400 円となっています(最新の機種ではもっと高額です)。
今回のiPhone7の修理はもしかしたら30,000円以上かかるかも?中古のiPhoneを買い直した方が安いかな?と覚悟していました。
ちなみに、購入時にAppleCare+に加入することで、保証期間が2年間に延長されますが、AppleCare+の料金はiPhone6s、7、8で14,800円、最新のiPhoneX、XSでは22,800円となっており、正直加入すべきがどうか微妙な位置づけです。
私も以前にAppleCare+に加入した事もありましたが、上手く保証の恩恵にあずかることができず、今後は加入するつもりはありません。
iPhoneの修理は正規店で
という訳で、修理費用が高額のため、安い修理ショップに持ち込みたい気持ちもありますが、Apple Storeや正規のサービス・プロバイダ、登録修理業者以外で修理を行うと改造品となり、これを使用することは電波法違反となります(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)。
仮にバレなきゃいいとしても、一度改造を行った端末は今後、正規店で修理サービスを受ける事ができませんし、ドコモショップなどでの下取りサービスも対象外となります。
iPhoneは下取り価格が高いので、修理は必ず正規店で行うようにしましょう。
修理事前予約とデータのバックアップは必須
Apple Storeも、Apple正規サービスプロパイダも、めちゃくちゃ混んでいます。
今回も受付カウンターで、予約なしに来店したおじさんが「保証に入っているのになんですぐに診てもらえないのか」とゴネていましたが、文句を言っても時間の無駄です。
必ず、Apple サポートへのお問い合わせから、修理の予約を取って来店するように。
また、データ消去or端末交換の可能性があるので、必ずiTunesでデータのバックアップを取ってから修理へ。また、液晶の保護フィルムははがす必要があります。
クイックガレージ秋葉原での修理対応
以前に修理をお願いした、BIC ソフマップAKIBA MacCollecion店さんは土曜の昼間の予約が取れず、今回はヨドバシAKIBA店7階のクイックガレージ秋葉原さんに修理をお願いしました(いずれもAppleの正規サービスプロバイダです)。
対応は、症状の確認などに約10分、画面交換に30分で完了し、完全復活しました(ホームボタンの修理も画面の交換になるんですね)。
今回ホームボタンの修理にかかった費用は以下の通り。
- 部品代合計:13,800円
- 技術料:3,000円
- 消費税:1,344円
- 費用合計:18,144円
ということで、臨時の出費でしたが、買い換えるよりも安く済みました。すんなりと問題解決して良かったです。
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