私は上記アイキャッチ写真の初代ipad mini(第1世代、wifiモデル、16G)とロジクールのウルトラスリム キーボード(TM715)を愛用していましたが、さすがに最近は動作が重くメモリー不足でアプリが落ちることも多くなってしまいました。
とは言え、使い方の工夫と下記のように設定次第では、初代ipad miniもまだまだ現役で使えます。
初代iPad mini(第1世代)のおすすめ利用方法
2015年9月にリリースされたiOS9は、かろうじて初代ipad miniも対象となりましたが、2016年9月のiOS10以降は初代ipad miniはアップデートの対象から外れました。
最終的なサポートはiOS9.3.6までとなっています(現在の最新OSはiOS13ですね)。
サポートされないままiOS9を使い続けるデメリットは、新しい機能が使えない事もありますが、セキュリティアップデートがされない事が最大の問題です。
それにもうインストールが出来ないアプリも増えています。
用途を限って、例えば電子リーダー専用機の様に使うのが現実的でしょう。
電子書籍リーダーとして使う
iPhoneでもiPadでもなく、iPad miniが優れている点として、真っ先に上げたいのは電子書籍リーダーとして手頃なサイズという事です。
これは7~8インチのタブレットが最も得意とするシチュエーション。iPhoneでは文字が小さくなって見づらいし、iPadでは携帯性が悪く、重くて手が疲れるんですよね。
楽天KoboはiOS9.0以降、青空文庫リーダーはiOS7.0以降を対象としており、初代ipad mini(iOS9)でも問題なく動作します。
残念ながらKindleアプリはiOS12.0以降のサポートとなり、iOS9は対象から外れてしまいました。
型落ちでも良いので、安いiPad miniのWifiモデルを電子リーダー専用として使うのはどうでしょうか。
漫画、雑誌系では、dマガジンがiOS 9.0以降をサポート、ビューンはiOS8.0以降となっていて、初代ipad mini(iOS9)も対象ですが、メモリー容量の関係で少し厳しいかも。
アマゾンプライムビデオを視聴する
アマゾン・プライムビデオは プライム会員なら無料 で試聴が可能な動画ですが、こいつはiOS9.3以上をサポートしているので、まだ初代iPad miniでもサクサク動くし、なにより動画を端末にダウンロードできるのでwifiモデルでも自由に屋外で視聴できるのがポイント。
だったのですが、iOS12.1以降サポートに変更されてしまいました(現在は初代iPadminiでは使用できません)。。。。
アマゾンプライム会員は年間3,900円(税込)または月間400円(税込)の費用がかかりますが、会員になることで多くのメリットがあります。
まずはアマゾンプライム30日間無料体験から。
AbemaもTVerもサポート外となっています。
テキストメモのベタ打ち
最近のOffice系ソフトを初代ipad miniで使うのは無理ですが、メモ帳アプリにテキストのベタ打ちなら問題ありません。
ちょっとしたセミナーでのメモや、電車内でのブログの下書きなど、モバイルPCを持ち出す必要は無いが、iPhoneの画面では厳しい場面でも、初代ipad miniをまだまだ現役で使い倒す事が可能です。
何しろ300gちょっとしかない軽さはiPadminiの最大の武器です。
iOS9へのアップデートと軽量化の工夫
iOS9が初代ipad miniの最後の対応OSとなっています。
用途を限れば、OS自体は特に不具合は無く動作していますが、メモリー容量的にはもう限界一杯なのでしょう。
とにかく動作を少しでも軽く、安定にするためには下記のように、余計な設定を全てOFFにし、余計なアプリは削除することが重要です。
また、外部キーボードの入力言語切替がiOS9になって変更され「ctrl+space」に変わっている点はそれ以前のiOS8と異なりますので、中古で入手した場合に注意が必要です。
透明度を下げる・視差効果を減らす
さてさて、視覚効果を切るだけでかなり動作が軽くなります。
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」より、「コントラストをあげる」の「透明度を下げる」をONに。また、「視差効果を減らす」もONにします。画面の見栄えは若干悪くはなりますが、実用的にはそんなに気になるものでも無いです。
これで初代iPad miniもまだまだ現役で使えます(もちろん最近のゲームなんかは無理ですよ・・・・)。
7インチサイズのipadは、ipad mini4が最後と言う噂もありましたが、ipad mini5(ipad mini 第5世代)が登場しました(2019年3月30日発売)。
最近はipad mini4の中古が豊富に出回っており、価格的にも値ごろです。
iPad mini4は2015年発売と既に枯れたモデルなので、スペックの上がったipad mini5も魅力的ですが、ipad mini4もまだアップルストアで販売されている現役モデルであり、乗り換え先として候補になります。
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