中古スマホ端末のSIMロック解除が簡単にできるように

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従来、携帯やスマホは「SIMロック」という制限がされていて、購入した携帯電話会社とは別の携帯電話会社のSIMは使えないのが原則でした(実際はドコモのスマホはドコモ系の回線を借りている格安SIMはそのまま挿せば使えるが)。

特に海外で自分のスマホを使用するためにSIMを借りる場合は、「SIMフリー」端末(iPhoneならAppleストアで売られている)か、「SIMロック」を解除した端末でなければ使用できません。

また、中古ショップに売却する場合も、「SIMフリー」または「SIMロック解除」したiPhoneなんかは外国人観光客のニーズもあって人気なのでしょう。買取価格が上がるので、売りに出す前にSIMロックを解除しておきたいですね

ちょうど、9月1日より総務省の「SIMロック」に関するガイドラインが改定されたということで、携帯電話会社は、中古端末についても SIMロックの解除に応じる義務 が生じ、SIMロック解除が身近になりました(従来は元の契約者でなければ解除できないということで、事実上不可能でした)。

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SIMロック解除の手続き

というわけで、現在は、各社でSIMロック解除が簡単にできるようになっています。

詳細はキャリア各社のHPを参照ください。

ちなみに、SIMロック解除に対応した機種は、iPhoneで言えばiPhone6s以降、iPadは第5世代以降、iPadmini4以降となっています。

NTTドコモの場合

ドコモショップに持っていくと事務手数料1台あたり3,000円(税抜)でSIMロック解除してもらえますが、dアカウントを持っていれば(すぐに作れる)My docomoからオンラインで 無料 でSIMロック解除ができます。

私も中古で購入したドコモのiPhone7がありましたので、早速WEBでSIMロック解除の手続きを行いました。面倒と言えば、製造番号の情報が必要なこと(設定>一般>情報から参照可)と、iPhoneを一旦バックアップして復元しなおしたくらいです。

わざわざドコモショップで行列しなくても、自分で作業して何ら問題ありません(無料なのがイイね!)。

AUの場合

AUの端末の場合、現在AUと契約があれば9:00~21:30の時間帯にMy auから申し込み手続きができます。

AUを解約済みまたは中古端末の場合は、AUショップでの手続きとなり、事務手数料1台あたり3,000円(税抜)が必要です。

ソフトバンクの場合

ソフトバンクの端末の場合、ソフトバンク回線の契約があればMy Softbankからオンラインで申し込み手続きができますが、解約済み(中古端末も含む)の場合は、ソフトバンクショップでの手続きとなります。この場合、SIMロック解除手数料3,000円(税抜)が必要です。

SIMロック解除の注意点

SIMロックを解除しても、使用する端末によっては通信ができない(または制限される)場合があります。

各端末は対応する「通信方式(CDMAとかUMTSとか)」と「周波数帯」が決まっており、各社に割り当てられている周波数帯域も決まっているので、例えばドコモの端末にAU系のSIMを挿す場合や、その逆など注意が必要。

iPhoneの場合は、SIMロックを解除すれば、ドコモ、AU,ソフトバンクのどこの系統のSIMでも問題なく使用できますが、キャリアが限定されているモデルでは、事前に格安SIM会社の動作確認結果や、技術仕様書なりで「通信方式」と「周波数帯」を確認しておく必要があります。

参考iPhone技術仕様

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じゅん@

アラフィフ、既婚、会社員。メインはインデックス投資がテーマのブログを書いている投信ブロガーですが、当ブログでは人生を楽しみながら資産形成するライフスタイルをテーマに書いています。「貯める」「使う」「投資する」のバランスが大事。質問やコメント、同様なテーマのブログとの相互リンクなど大歓迎ですので、お気軽に連絡下さい。

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