現在、1ドル83円半ば。円高も一服という感じですが、国内のショップで購入するよりは、個人輸入した方がはるかに安いものは多いですね。
個人輸入の際に忘れてはいけないのが、関税の存在です。
個人輸入における課税対象額とは、通常は実際の商品代金の60%
購入した商品の課税対象額の合計が10,000円以下(商品価格及び手数料、送料の合計)の場合は課税されません(が、送料を考えるとある程度まとまった金額となるのが普通でしょう)。
課税対象額が10,000円以上の場合は、所定の関税率をかけた関税がかかりますが、簡易税率はおおよそ以下の表の通り(詳しくはJETROの個人輸入情報参照)。
品目〔具体的な品目例〕 | 関税率 | |
---|---|---|
1 | 酒類 (1) ワイン (2) 焼酎等の蒸留酒 (3) 清酒、りんご酒 等 |
70円/リットル 20円/リットル 30円/リットル |
2 | トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等 | 20% |
3 | コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く) 等 | 15% |
4 | 衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等 | 10% |
5 | プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具、玩具 等 | 3% |
6 | ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品 | 無税 |
7 | その他のもの | 5% |
特別注意すべきは、やはり革靴(30%か4300/足の高い方)ですね。革製バッグも簡易税率が適用されず一般税率となりますので、割高となってしまいます。
インターネットのおかげで個人輸入の敷居は下がっていますから、上手に利用したいものですね(私は最近だとブルーレイソフトやCD、時計なんかを海外通販で安く入手しています)。
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