今年も一年間、無事故でトラブルもなくカーライフを過ごすことが出来ました。
9年間契約してきたSBI損保から、おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)へ乗り換えたのが2017年。それ移行、2度おとなの自動車保険で契約を更新していますが、今年も更新に先立ち一括見積り請求による比較検討を行い、検討した結果、おとなの自動車保険で継続更新することに決めました。
我が家での、契約更新の際の検討内容についてまとめておきます。
自動車保険更新時は必ず見積もり比較を行う
自動車保険は保証内容や条件が複雑で、保険料が大きく変わる可能性があるのと、保険会社によっても保険料に大きな差があります。
そのまま継続更新するつもりでも、念の為に必ず複数社の見積もりを取って比較を行いましょう。
保険料は値引き交渉ができないので、会社や知人関係の代理店に言われるまま払っている人も多いのですが、対面とネットの差だけでなく、ネットの中でも比較するとかなり保険料に差があることがわかります。
見積もり取得は無料ですし、インターネット上で若干個人情報を入力するだけでリアルタイムで見積もりがメールで届きます。
今回、私が見積もりを取得したのは、SBI損保、アクサダイレクト、イーデザイン損保、チューリッヒ、セゾン自動車火災保険の5社です。
今回の保険更新内容
さて、この1年間、自動車保険の利用は0回でゴールド免許も継続しています。条件の変更点は、使用目的が日常・レジャーから通勤・通学に変更となっており、年間の走行距離区分も5,000km以下から、10,000km以上15,000km以下となりましたので増額の方向です。
また、保証内容は車両保険額以外は前年から特に変更していませんが、自動車保険の支払われる額は弁護士を介して交渉するかどうかでかなり差が出ると、友人の弁護士からのアドバイスに従い、弁護士費用等補償特約を必ず付けるようにしています(ただしこの特約は、保険料が数千円上がります)。
もう一点は、ロードサービス特約は有償でも付けること。JAF(年会費4,000円)に加入するほどではないのですが、イザ困った時に気兼ねなくロードサービスを呼べるのは心強いです。
- 車両:トヨタ オーリス120T
- 年間走行距離:5,000~15,000km
- 対人・対物 無制限(他車運転特約あり)
- 対物全損時修理差額費用特約
- 人身傷害(車内外) 5000万円
- 無保険車傷害 無制限
- 車両保険 車対車+限定A 120万円(免責10-10万円)
- 弁護士費用等補償特約
- 本人・配偶者限定
- ゴールド免許割引
- ノンフリート20等級
- ロードアシスタンス特約
5年落ちの車に車両保険は悩ましいところですが、全損でもない限り保険を使わないつもりで、エコノミータイプに免責をつけてお守り代わりにしておきます。
各社の保険料見積もり比較
- SBI損保 22,720円/年
- イーデザイン損保 23,340円/年
- おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)25,880円/年
- チューリッヒ 28,520円/年
乗車頻度も走行距離も昨年より大きく増えているので当然ですが、昨年の保険料見積もり結果に比べると、現在契約中のおとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)で3,140円値上がりしています。
やはり、保険料の安さではSBI損保がリード。
ノンフリート等級も上限なので、これ以上下がる要素は車両保険の有無くらいしかありません。
私が20代の頃は自動車保険といえば代理店型の対面のみで、インターネット直販も無かった頃なので、年間20万円ほど保険料を払っていましたが、外資系が入ってきて価格破壊が起きてから非常に安くなったものです(もちろん当時とは等級も年齢も車種も違いますが)。
ちなみに、アクサダイレクトは木曜に見積もり依頼し、メールが来たのが翌週火曜日(他社は当日)で、検討が終わった後でした。昨年はWeb見積もりにログインが出来なかったなど、本来保険と関係がない点が不満です。。。
各社のロードサービス比較
ロードサービスは今回見積もりを取得した4社はいずれも契約に含んでいます。おとなの自動車保険以外は無償サービス。おとなの自動車は有償の特約ですが、別途JAFに加入している人はここで節約できるので都合が良いでしょう。
事故で保険を使う事よりも、バッテリー上がりほか、ロードサービスで使う可能性の方が高いと思うので、ロードサービスが使えるかは自動車保険選定の際に重視しています。
各社のロードサービスの特徴の比較としては、おとなの自動車保険では拠点が全国13,000箇所と多いこと、またクレーン作業も別料金ではなく費用内で対応、ガソリン10Lまで無料と一番充実しているようです。
机上のスペックを見る限りは、各社で大きな差は無いのかなぁ。
イーデザイン損保はセコムの事故現場急行サービスが付帯し、おとなの自動車保険はALSOKと提携しています(これは安心ポイント)。
SBI損保は過去に長く利用していましたが、ロードサービスの条件を突然改悪した経緯があり、信用がおけないので却下。
Web見積もりの使い勝手比較
事故対応については、ネットの口コミを見ると各社良し悪しでいろんな評判があります。担当者次第の面もあるのでしょう。
なかなか価格以外に決め手がない感じですが、WEB見積もりの使い勝手として、見積条件の変更は容易か?補償内容の説明が簡単に確認できるか?という視点では、おとなの自動車保険が工夫されているように感じます。
おとなの自動車保険は、ロードサービスを必要な人だけ付帯させられるようになっていたり、車両保険の免責額も他社が10万円までなのに対し、唯一20万円に設定ができるなど、カスタマイズしやすいんですね。
おとなの自動車保険はLINEで連絡が取れる
一つ良いなと思ったサービスで、おとなの自動車保険では2019年7月3日よりLINE 公式アカウントが開設されています。
事故受付の後、担当者とチャットでやりとりができるし、事故現場の写真や動画もLINEで簡単に送付できるというのは、今の時代にあったサービスです。今後は各社に広がってくるのでは。
最終的に、この4社の保険料は大差ないと考え、友人のオススメのチューリッヒとおとなの自動車保険で迷いましたが、おとなの自動車保険をもう1年継続することにしました。
事故対応の実力は使ったことがないので良くわからない中、決め手は総合的なバランスを見てということですが、ALSOKが駆けつける安心感とLINE連携の手軽さです。
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